日産 セレナ(C27)に、カロッツェリアのミラー型ドラレコVREC-MZ300DをDIYで取り付けた記事の後編です。
前編では、リアカメラをリアガラスに貼り付けて、リアゲートの蛇腹から車内に引き込み、Bピラーの上のあたりまで配線するところまでを紹介しました。
この後編では、ドラレコ本体の取り付け、電源ケーブルとGPSアンテナの配線、動作確認までを紹介します。
作業の流れ
後編の作業は、次の流れで進めました。
- ドラレコ本体をルームミラーに取り付ける
- 電源ケーブルとGPSアンテナの配線
- 動作確認
使った道具は前編で詳しく紹介していますので、ご覧ください。
▷セレナ(C27)にミラー型ドラレコを取り付け|カロッツェリア VREC-MZ300D【前編】リアカメラの設置と配線の通し方
① ドラレコ本体をルームミラーに取り付ける
VREC-MZ300Dは、今ついているルームミラーの上からかぶせて、付属の固定用バンドで取り付けるタイプです。
バンドは短いものと長いものが2本ずつ付属しているので、ルームミラーの大きさに合うほうを使います。
しっかり固定できていて、ガタつきや外れそうな心配はありません。

フロントカメラは本体の裏側についています。ミラーの向きとフロントカメラの角度は、電源を入れて映像を見ながら調整するのがおすすめです。
本体を取り付けたら、前編でBピラーの上のあたりまで通しておいた配線を、フロントガラスまで回していきます。
天井やピラーは内張り剥がしを使って内張りの中に、ドアのまわりはウェザーストリップ(ゴム)を外して、配線を隠していきます。
リアカメラの配線を本体につなぐ
前編でBピラーの上のあたりまで通しておいたリアカメラの配線を、本体までつなぎます。
VREC-MZ300Dには、リアカメラのケーブル(3m)に加えて中継ケーブル(6m)が付属しています。ミニバンのように車体が長い車でも、配線の長さが足りなくなる心配はほとんどありません。

セレナの場合、リアカメラの3mのケーブルは2列目のスライドドアのあたりで足りなくなったので、中継ケーブルをつなぎました。
つなぎ目には、付属の防水シートを巻き付けて保護しておきます。

そのまま配線を内張りの中に入れながら前へ進め、本体につなぎます。
運転席と2列目の間のピラー(Bピラー)は、外さなくてもきれいに配線を隠せました。

フロントガラスと運転席の間のピラー(Aピラー)は、一番上のクリップだけ外すと作業がスムーズです。
ピラーの内張りの一番上の切れ目に指を入れて、手前に引っ張ると外れます。少し力がいりますが、勇気を出して外してみましょう!

ここまで通したら、フロントガラスに沿って、内張り剥がしで配線を奥に押し込んで隠していきます。
ただ、中継ケーブルはかなり余ったので、いったんそのまま本体につないでおき、最後に電源ケーブルと一緒にヒューズボックスのあたりにまとめて隠すことにしました。
ここで一度、電源ケーブルを助手席付近のシガーソケットに仮でさして、ドラレコが動くか確認しておきましょう。すべての配線を隠し終わってから動かないことに気づくと、原因を探すのが大変になるからです。

無事に起動でき、リアカメラの映像も映っていました!
② 電源ケーブルとGPSアンテナの配線
電源ケーブルをヒューズボックスまで配線する
電源には、付属のシガーライター電源ケーブル(4m)を使いました。
ただし、車のシガーソケットに直接さすのではなく、ヒューズボックスから電源を取るシガーソケットにさして、配線が見えないようにしています。
本体から、天井の内張り、助手席側のフロントピラー、ダッシュボードの下を通して、ヒューズボックスまで配線します。
前編と同じく、ピラーにはエアバッグが入っていることがあるので、エアバッグの前を横切らないように通します。
助手席側のピラーの内張りは、上から順番にクリップを外していくのがポイントです。一番上に手をかけて手前に引き、クリップを1つずつ外していきます(クリップの位置は画像を参照)。


ピラーの内張りを外すと、車にもともと通っている配線が見えるので、電源ケーブルはその配線に結束バンドで固定しました。

余った中継ケーブルは、本体にさしたまま余った部分を半分に折り返し、折り返したところを先頭にして、電源ケーブルと一緒にヒューズボックスまで持っていきます。
中継ケーブルは助手席側のピラーの中は通さずに、ドアのゴムを外して、ダッシュボードの中につながるすき間から引き込みました。

一方、電源ケーブルは先端にシガープラグが付いているので、中継ケーブルと同じすき間からは引っかかって通せません。外したピラーのすき間も狭くて引っかかります。
そこで、ダッシュボードの外せるパネルをもう1か所外します。

パネルを外したら、シガープラグをすき間から入れて、ヒューズボックス側から手を入れて引き込みます。少し奥まで手を入れないとプラグをつかめないので、焦らずに作業しましょう。

ヒューズボックスまで配線できたら、ヒューズボックスのカバー(またはグローブボックスを外した裏側)に書いてある表で、ACC(エンジンをかけたときだけ電気が流れる回路)のヒューズの位置と容量(アンペア数)を確認します。

今回のセレナは、もともとフロントだけのドラレコが付いていたので、ヒューズから電源を取るシガーソケットがすでに取り付けてあり、電源ケーブルをさすだけで済みました。
これから取り付ける場合は、ヒューズ電源タイプのシガーソケットを用意して、確認したACCのヒューズと差し替えて取り付けます。
※差し替えるヒューズは、元のヒューズと同じ容量のものを使ってください。また、ヒューズ電源タイプのシガーソケットは、アース線を車体の金属部分(ボルトなど)に固定する必要があります。取り付け方は、商品の説明書で確認してください。
最後に、電源ケーブルとリアカメラの中継ケーブルの余った部分を、結束バンドでまとめておきます。

なお、エンジンを切ったあとも録画する駐車監視を使う場合は、別売のオプションが必要です。
今回は駐車監視用のオプションは付けておらず、ACCから電源を取っているので、エンジンを切ると録画も止まります。
GPSアンテナを取り付ける
GPSアンテナ(ケーブル2m)は、フロントガラスの上のほうなど、空がよく見える位置に貼り付けます。

貼る前に、パーツクリーナーとクロスで貼る場所を脱脂しておきます。
GPSをつなぐと、映像に日時や位置情報が正確に記録されます。
GPSアンテナの配線も、画像のようにピラーや内張りの中に隠しながら、ドラレコ本体まで伸ばします。
③ 動作確認
配線が終わったら、付属のmicroSDカードを本体に差し込み、エンジンをかけて動作を確認します。
問題なく動くことが確認できたら、外した内張りやグローブボックスなどを元に戻して、取り付けは完了です。
明るさや表示の調整などの細かい設定と、実際の映り方は、別の記事で紹介する予定です。
取り付けてみた感想
前編・後編の2日がかりで、ようやくセレナにミラー型ドラレコを取り付けられました。
初めてだったこともあり、前編の作業で約3時間半、後編の作業で約1時間半、合計で約5時間かかりました。なかなかの大仕事でした。
それでも、配線は内張りやゴムの中にきれいに隠れていて、仕上がりにはとても満足しています。
自分で作業したことで、どこに配線が通っているかも把握できたので、今後ほかの電装品を付けるときにも役立ちそうです。
時間はかかりましたが、ドラレコを自分で取り付けた経験は、大きな自信になりました。
良かった点
気になった点
まとめ
今回は、セレナ(C27)にカロッツェリアのミラー型ドラレコVREC-MZ300Dを取り付けた後編として、本体の取り付けから、電源ケーブル・GPSアンテナの配線、動作確認までを紹介しました。
作業のポイントをまとめると、次のとおりです。
時間はかかりましたが、配線をきれいに隠して取り付けられると達成感があります。
セレナにミラー型ドラレコを付けたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
実際の映り方や使い心地は、別の記事でレビューする予定です。公開したら、この記事にもリンクを貼ります。
リアカメラの取り付けと配線の通し方は、前編で詳しく紹介しています。参考にしてみてください。
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