セレナ(C27)にミラー型ドラレコを取り付け|カロッツェリア VREC-MZ300D【前編】リアカメラの設置と配線の通し方

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日産 セレナ(C27)が納車されたので、さっそくドラレコを取り付けました。

選んだのは、カロッツェリアのミラー型ドライブレコーダーVREC-MZ300Dです。

ミラー型ドラレコは、ルームミラーの位置に取り付けて、リアカメラの映像をミラーに映せるタイプです。ミニバンのように、荷物や人で後ろが見えにくい車と相性がいいです。

実際にDIYで取り付けた手順と、作業ごとの注意点を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

初めての作業で時間がかかり、2日に分けて作業したため、記事も前編・後編に分けています。この記事では、リアカメラの取り付けから、配線をフロントガラスまで通すところまでを紹介します。

カロッツェリア VREC-MZ300Dの特徴

VREC-MZ300Dは、2025年11月に発売された前後2カメラのミラー型ドラレコです。

主な特徴は次のとおりです。

  • 11インチの高輝度IPS液晶で、明るく見やすい
  • 前後のカメラともに200万画素(フルHD)で、ナンバープレートの文字まで記録できる
  • 夜間に強いイメージセンサー「PureCel Plus」を採用し、夜も色鮮やかに映る
  • 後方の映像を最大3倍まで拡大でき、普通のミラーに近い距離感の表示もできる
  • GPS搭載
  • microSDカード(32GB)付属、3年保証

なお、駐車中の録画(駐車監視)は別売のオプションが必要です。

付属品

カロッツェリア VREC-MZ300Dの付属品
  • 本体
  • リアカメラ(ケーブル3m)
  • リアカメラ中継ケーブル(6m)
  • シガーライター電源ケーブル(4m)
  • GPSアンテナ(2m)
  • microSDHCカード(32GB)
  • 本体固定用バンド(短・長 各2本)
  • 車外取付ブラケット、防水シート
  • クリーナークロス、取扱説明書、保証書

リアカメラは車内にも車外にも取り付けられるように、車外用のブラケットも付いています。

今回は車内のリアガラスに取り付けます。

用意した道具

ドラレコの取り付けのために用意した道具は次の通りです。

  • 内張り剥がし(必須)
  • 配線ガイド(必須)
  • パーツクリーナー(必須)
  • 結束バンド(必須)
  • シリコンスプレー
  • クロス
  • 絶縁テープ
  • 養生テープ

内張り剥がし(必須)

配線を綺麗に隠すための必須アイテムです。

配線ガイド(必須)

リアガラスにカメラを取り付けたあと、配線をリアゲートの内側に通すときに特に必要になります。

車種によっては、これがないと配線を通せないこともあるので、必ず用意しておきましょう。

パーツクリーナー(必須)

カメラを貼る場所の脱脂に使います。

また、後半にGPSの受信機を貼るときにも使います。

結束バンド(必須)

余った配線をまとめたり、配線を固定したりするのに使います。

クロス(古いもので可)

パーツクリーナーを含ませて、リアガラスなどを拭いて脱脂するのに使います。内装の樹脂やゴムに液がかからないよう、ガラスに直接吹き付けず、クロスに吹き付けてから拭くのがおすすめです。

古い洗車クロスで十分です。

シリコンスプレー

リアカメラの配線を蛇腹に通すときにあると非常に作業がしやすくなります。

絶縁テープ・養生テープ

絶縁テープは配線の保護やまとめるのに、養生テープは配線の仮止めや内装のキズ防止に使えます。

車種や作業内容に合わせて用意してください。

作業の流れ

作業全体の流れは次のとおりです。この記事では①〜⑤までを紹介します。

  1. リアカメラをリアガラスに貼り付ける
  2. リアゲートのハイマウントストップランプを外す
  3. リアゲートの中から蛇腹まで配線を通す
  4. 蛇腹から車内に通す
  5. 天井の内張りとドアのゴムの間を通して、フロントガラスまで配線する
  6. ドラレコ本体をルームミラーに取り付ける(後編)
  7. 電源・GPSアンテナを配線する(後編)
  8. 動作確認・設定(後編)

① リアカメラをリアガラスに貼り付ける

まずはリアカメラを貼る位置を決めます。

車内に貼る場合は、次の点を意識すると失敗しにくいです。

  • リアワイパーが拭く範囲の内側に貼る(雨の日も映像がクリアになる)
  • リアガラスの熱線(デフォッガーの線)にかからない位置にする
  • リアゲートの内張りに近く、配線を隠しやすい位置にする

両面テープで貼り付けると貼り直しが難しいので、貼る前に一度本体とつないで、映り方を確認しておくと安心です。

今回は、リアガラスに水をかけてワイパーを動かし、実際にワイパーが拭く範囲を確認しました。

リアガラスに水をかけてワイパーが拭く範囲を確認する様子

位置が決まったら、貼り付ける部分の汚れや油分を拭き取ってから、リアカメラを貼り付けます。

パーツクリーナーとクロスを使って脱脂しました。

パーツクリーナーとクロスでリアガラスを脱脂する様子

② リアゲートのハイマウントストップランプを外す

リアカメラの配線は、リアゲートの中を通して、運転席側の蛇腹まで持っていきます。作業は、リアのハーフバックドア(バックドアの上半分)を開けて行いました。

まずは、リアゲートの上についているハイマウントストップランプ(ブレーキを踏むと光るランプ)を外して、配線を通す穴を確認します。左右の上の角あたりに指をかけて(内張り剥がしでも可)手前にグッと引くと、上側の爪が外れます。

セレナのハイマウントストップランプを外す様子

上側の爪が外れたら、下側にも爪が2か所あります(画像の丸の位置)。下から内張り剥がしを差し込み、爪を押して外します。

ハイマウントストップランプ下側の爪の位置

作業しやすくするために、ハイマウントストップランプのカプラー(配線の差し込み部分)も外しました。カプラーは爪を押しながら引き抜くだけなので、簡単に外せます。

ハイマウントストップランプのカプラーを外したところ

※作業が終わったら、カプラーを元どおりに差し込み、ブレーキを踏んでハイマウントストップランプが点灯するか必ず確認しましょう。

③ リアゲートの中から蛇腹まで通す

ハイマウントストップランプを外したら、いよいよ配線を通していきます。

ストップランプを外した穴から蛇腹まで配線ガイドを通しますが、ここがセレナのドラレコ取り付けで一番難しい作業でした。

セレナは中の形状の感覚が掴みにくく、なかなか配線ガイドが引っかからない箇所がなかなか見つけられません。

本来の使い方とは逆になりますが、蛇腹側から配線ガイドを入れたほうが、ストップランプの裏の穴まで通しやすかったです。

蛇腹側から配線ガイドを通している様子

配線ガイドが通ったら、あとは配線を引っ張るだけです。

ただ、通す向きが逆なので、配線ガイドの輪っかに配線を引っかけられません。

そこで、配線を絶縁テープと結束バンドで配線ガイドの先に固定して、蛇腹側から引き抜きました。

途中で何度も引っかかり、蛇腹側から配線が出てくるまで20分ほどかかりました。

蛇腹側から引き出したリアカメラの配線

ネットで調べてみても、セレナのこの部分には苦労している人が多いようでした。

私は初めてだったこともあり、ここまでの作業でなんと3時間もかかってしまいました。

④ 蛇腹から車内に通す

ここからは、リアゲートから車内に配線を引き込みます。

リアゲートと車体の間には、配線を守るためのゴムの蛇腹があります。

リアゲートと車体の間にある配線用の蛇腹(ブーツ)

蛇腹の中には、すでに車の配線も通っているので、ここでも配線ガイドを使いました。

蛇腹はゴム状で配線ガイドが引っかかりやすいので、配線ガイドにサッとシリコンスプレーを吹きかけるとスムーズに通りました。

配線ガイドを蛇腹に通している様子

蛇腹の中を最後まで通せたら、そのまま車内に引き込みます。

このときは、配線と配線ガイドを固定していたテープを外して、本来の使い方に戻します。配線ガイドの輪っかに配線を通して、車内に引き込みます。

蛇腹から車内に配線を引き込んだところと外したピラーの内張り

ここはかなりスムーズに通りました。画像右のように、後ろのピラー(柱)の内張りの上部を外しておくと通しやすくなります。

内張りの上部に手をかけて、手前に引っ張ると簡単に外れます。

⑤ 天井の内張りとドアのゴムの間を通してフロントへ

車内に入れた配線は、天井の内張りのすき間に押し込みながら前へ進めます。

ドアのまわりは、ウェザーストリップ(ドアのまわりのゴム)を外して、天井の内張りのふちに沿わせます。

天井の内張りに沿わせてフロントへ通した配線

それ以外の部分は、内張りやピラーのすき間に押し込みながら、フロントガラスまで持っていきます。

ピラー部分の配線の通し方

配線を通し終わったら、外したゴムは元どおりにはめ直しておきましょう。

ピラーには、車種やグレードによってエアバッグが入っていることがあります。

配線がエアバッグの開く邪魔にならないよう、エアバッグの前を横切らないように通すのが安全です。

ここまでの仕上がり

リアカメラからフロントガラスの近くまで配線を通せました。

配線は内張りやゴムの中にきれいに隠れていて、外からは見えません。

配線を通し終わったセレナの車内

車内を見ても、配線が見えている箇所は今のところありません。

配線が見えないように隠れたフロントまわり

最初からここまでで約3時間半かかりました。

車内に引き込んでからはスムーズに進んでいたのが、かかった時間からも伝わるかと思います。

この後の作業

後編では、次の作業を行います。

  • ドラレコ本体をルームミラーに取り付ける
  • 電源ケーブルとGPSアンテナの配線
  • 動作確認・設定

後編を公開したら、この記事にもリンクを貼りますので、もうしばらくお待ちください。

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