最大積載量のステッカーを交換してみたいけど、「何か気をつけることはあるの?」と不安に感じていませんか?
また、「気づいたら剥がれてしまって、そのままにしている…」という方も意外と多いのではないでしょうか。
実はこの最大積載量ステッカー、ルールを知らないと車検でNGになりやすいポイントのひとつです。
見た目のカスタムとして注意点を知らずに交換したり、特に問題ないだろうと剥がれたまま放置していると、車検時に指摘されてしまうケースもあります。
本記事では、
- 車検で最大積載量は何を確認されるのか
- 最大積載量ステッカーが「無し」の状態は本当にNGなのか
- 車検に通すために最低限守るべきルール
について、できるだけ分かりやすく解説していきます。
最大積載量ステッカーの交換やカスタムを検討している方は、ぜひ事前にチェックしてみてください。
※本記事ではハイゼットカーゴを例に解説しますが、内容は軽バン・商用車全般に共通するポイントです。
そもそも最大積載量ステッカーとは?
最大積載量ステッカーとは、商用車(軽バン・トラックなど)に必ず表示することが決められている「積める重さ」を示す表示です。
※乗用車には表示義務はありません。
ハイゼットカーゴのような軽バンにも、リアゲートなどの外から見える位置に「最大積載量〇〇kg」と表示されています。
これは、見た目を良くするためのものではなく、安全に関わる重要な表示として扱われています。
なぜ商用車には表示が必要なのか?
最大積載量の表示が義務付けられている理由は、第三者が見て、その車がどれくらい荷物を積める車なのかを分かるようにするためです。
- 業務で車を使う人
- 周囲の車や作業者
が、その車の積載能力を一目で把握できなければなりません。
最大積載量ステッカーは、過積載を防ぎ、安全に車を使うための表示という位置づけになります。
最大積載量=車検証に記載されている数値
最大積載量ステッカーに表示されている数値は、車検証に記載されている「最大積載量」と同じ数値でなければなりません。
例えば、
車検証:最大積載量 350kg → ステッカー表記:最大積載量 350kg
というように、必ず一致させる必要があります。
デザインを変えたり、日本語表記を英語表記に変えること自体は問題ありませんが、数値そのものを変えることはできない点が重要なポイントです。
最大積載量ステッカーが「無し」だと車検はどうなる?
最大積載量ステッカーが無い状態は、車検でNGになる可能性が高いです。
特に、軽貨物車・商用登録車(軽バン・トラックなど)は厳しくチェックされる傾向があります。
道路運送車両の保安基準 第18条(車枠及び車体)では、次のように定められています。
自動車の車体の後面には、最大積載量(タンク自動車にあつては、最大積載量、最大積載容積及び積載物品名)を表示しなければならない。
引用:国土交通省 道路運送車両の保安基準【2022.6.22】第18条(車枠及び車体)
このため、最大積載量の表示が無いまたは確認できない状態は、
「保安基準を満たしていない=車検不適合」
と判断される可能性があります。
車検でNGになりやすいケース
車検で指摘されやすいのは、以下のような状態です。
- ステッカーを剥がしたまま貼り直していない
- 塗装やカスタムによって表示が消えてしまっている
- 表記が薄れていて読めない、判別できない
これらはすべて、「第三者が見て最大積載量を確認できない状態」と判断されるため、車検では不利になります。
最大積載量ステッカーは「付いていればOK」ではなく、第三者がはっきり読める状態で表示されているかが重要になります。
車検に通るための絶対ルール
最大積載量ステッカーについて、必ず守らなければならないポイントは実はこの2つだけです。
① 最大積載量の数値が車検証と一致していること
- 車検証に記載されている最大積載量とステッカーの数値が完全に同じである必要があります。
- 相違があれば1kgでも違えばNGになる可能性があります。
② 外から確認できる位置に表示されていること
- 車体の後面、 第三者が見てすぐ分かる位置に貼られている必要があります。
- 荷室の内側や見えにくい位置はNGです。
OKな例
- 「最大積載量 350kg」
- 「MAXIMUM LOADING CAPACITY 350KG」
※ 日本語・英語表記どちらでも問題ありません。
※ 数値が明確に読めることが重要です。
NGな例
- 車検証とステッカーの数値が違う
- 最大積載量の数値が記載されていない
- 見えない位置・外から確認できない場所に貼っている
最大積載量ステッカーは、「条件を満たしているか」がすべてです。
この2点さえ守っていれば、デザインを変えても車検で問題になる可能性は低くなります。
ハイゼットカーゴで実際にステッカー交換
ハイゼットカーゴ(S700V)では、リアゲートに 「最大積載量 350kg」 のステッカーが貼られています。
実際の作業の様子については、以下の記事で詳しく紹介しています。
▶︎【初心者でも簡単】ハイゼットカーゴS700V|貼るだけで印象が変わるステッカーカスタム
今回のカスタムでは、
という形で貼り替えを行いました。
実際に作業して改めて皆さんに伝えたいことは、
数値と位置さえ守っていれば、デザイン変更は特に問題にならない
という点です。
ハイゼットカーゴに限らず、軽バンや商用車で最大積載量ステッカーを交換する場合は、
「条件を満たしているか」を意識すれば、安心してカスタムできます。
最大積載量ステッカーのよくある疑問
Q. ステッカーを貼らないと罰則はありますか?
A. 道路運送車両法により、最大積載量ステッカーの表示は義務付けられています。
未表示の場合は車検に通らないため、結果的に公道を走ることができなくなります。
放置せず早めに対処しましょう。
Q. ステッカーが剥がれたら自分で貼り直してもいいですか?
A. はい、自分で貼り直すことができます。ただし、正しい積載量を正確に表示する必要があります。
車検証に記載された最大積載量と一致したステッカーを使用してください。
間違った数値を表示すると車検に通らなくなります。
Q. 純正ステッカーはどこで入手できますか?
A. ダイハツのディーラーで取り寄せが可能です。
また、Amazonや楽天などでもハイゼットカーゴ・アトレー用の汎用ステッカーが販売されています。
車検証に記載された積載量(150kgまたは350kgなど)と一致するものを選びましょう。
Q. カーボンシートで自作してもいいですか?
A. 数字・単位(kg)・書体が明確に読み取れれば問題ない場合がありますが、車検官の判断によります。
確実に通すためには、純正または純正同等品を使用するのが安心です。
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まとめ
最大積載量ステッカーは、見た目を変えるだけのデザインではなく、車検にも関わる重要な表示です。
ステッカーを交換する場合は、
この2点を必ず守る必要があります。
今回のハイゼットカーゴ(S700V)のカスタムのように、
- 数値は純正と同じ
- 表示位置も純正と同等
- 表記デザインのみ変更
という形であれば、見た目を楽しみつつ、ルールもきちんと守ったカスタムが可能です。
最大積載量ステッカーは小さなパーツですが、知らずに剥がしたままにしてしまうと、車検で指摘される可能性が高いです。
これからステッカー交換や外装カスタムを考えている方は、ルールを一度確認してから、カスタムを楽しんでみてください。
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