日産 セレナ(C27)が納車されたので、さっそくドラレコを取り付けました。
選んだのは、カロッツェリアのミラー型ドライブレコーダーVREC-MZ300Dです。
ミラー型ドラレコは、ルームミラーの位置に取り付けて、リアカメラの映像をミラーに映せるタイプです。ミニバンのように、荷物や人で後ろが見えにくい車と相性がいいです。
実際にDIYで取り付けた手順と、作業ごとの注意点を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
初めての作業で時間がかかり、2日に分けて作業したため、記事も前編・後編に分けています。この記事では、リアカメラの取り付けから、配線をフロントガラスまで通すところまでを紹介します。
カロッツェリア VREC-MZ300Dの特徴
VREC-MZ300Dは、2025年11月に発売された前後2カメラのミラー型ドラレコです。
主な特徴は次のとおりです。
なお、駐車中の録画(駐車監視)は別売のオプションが必要です。
付属品

リアカメラは車内にも車外にも取り付けられるように、車外用のブラケットも付いています。
今回は車内のリアガラスに取り付けます。
用意した道具
ドラレコの取り付けのために用意した道具は次の通りです。
内張り剥がし(必須)
配線を綺麗に隠すための必須アイテムです。
配線ガイド(必須)
リアガラスにカメラを取り付けたあと、配線をリアゲートの内側に通すときに特に必要になります。
車種によっては、これがないと配線を通せないこともあるので、必ず用意しておきましょう。
パーツクリーナー(必須)
カメラを貼る場所の脱脂に使います。
また、後半にGPSの受信機を貼るときにも使います。
結束バンド(必須)
余った配線をまとめたり、配線を固定したりするのに使います。
クロス(古いもので可)
パーツクリーナーを含ませて、リアガラスなどを拭いて脱脂するのに使います。内装の樹脂やゴムに液がかからないよう、ガラスに直接吹き付けず、クロスに吹き付けてから拭くのがおすすめです。
古い洗車クロスで十分です。
シリコンスプレー
リアカメラの配線を蛇腹に通すときにあると非常に作業がしやすくなります。
絶縁テープ・養生テープ
絶縁テープは配線の保護やまとめるのに、養生テープは配線の仮止めや内装のキズ防止に使えます。
車種や作業内容に合わせて用意してください。
作業の流れ
作業全体の流れは次のとおりです。この記事では①〜⑤までを紹介します。
- リアカメラをリアガラスに貼り付ける
- リアゲートのハイマウントストップランプを外す
- リアゲートの中から蛇腹まで配線を通す
- 蛇腹から車内に通す
- 天井の内張りとドアのゴムの間を通して、フロントガラスまで配線する
- ドラレコ本体をルームミラーに取り付ける(後編)
- 電源・GPSアンテナを配線する(後編)
- 動作確認・設定(後編)
① リアカメラをリアガラスに貼り付ける
まずはリアカメラを貼る位置を決めます。
車内に貼る場合は、次の点を意識すると失敗しにくいです。
両面テープで貼り付けると貼り直しが難しいので、貼る前に一度本体とつないで、映り方を確認しておくと安心です。
今回は、リアガラスに水をかけてワイパーを動かし、実際にワイパーが拭く範囲を確認しました。

位置が決まったら、貼り付ける部分の汚れや油分を拭き取ってから、リアカメラを貼り付けます。
パーツクリーナーとクロスを使って脱脂しました。

② リアゲートのハイマウントストップランプを外す
リアカメラの配線は、リアゲートの中を通して、運転席側の蛇腹まで持っていきます。作業は、リアのハーフバックドア(バックドアの上半分)を開けて行いました。
まずは、リアゲートの上についているハイマウントストップランプ(ブレーキを踏むと光るランプ)を外して、配線を通す穴を確認します。左右の上の角あたりに指をかけて(内張り剥がしでも可)手前にグッと引くと、上側の爪が外れます。

上側の爪が外れたら、下側にも爪が2か所あります(画像の丸の位置)。下から内張り剥がしを差し込み、爪を押して外します。

作業しやすくするために、ハイマウントストップランプのカプラー(配線の差し込み部分)も外しました。カプラーは爪を押しながら引き抜くだけなので、簡単に外せます。

※作業が終わったら、カプラーを元どおりに差し込み、ブレーキを踏んでハイマウントストップランプが点灯するか必ず確認しましょう。
③ リアゲートの中から蛇腹まで通す
ハイマウントストップランプを外したら、いよいよ配線を通していきます。
ストップランプを外した穴から蛇腹まで配線ガイドを通しますが、ここがセレナのドラレコ取り付けで一番難しい作業でした。
セレナは中の形状の感覚が掴みにくく、なかなか配線ガイドが引っかからない箇所がなかなか見つけられません。
本来の使い方とは逆になりますが、蛇腹側から配線ガイドを入れたほうが、ストップランプの裏の穴まで通しやすかったです。

配線ガイドが通ったら、あとは配線を引っ張るだけです。
ただ、通す向きが逆なので、配線ガイドの輪っかに配線を引っかけられません。
そこで、配線を絶縁テープと結束バンドで配線ガイドの先に固定して、蛇腹側から引き抜きました。
途中で何度も引っかかり、蛇腹側から配線が出てくるまで20分ほどかかりました。

ネットで調べてみても、セレナのこの部分には苦労している人が多いようでした。
私は初めてだったこともあり、ここまでの作業でなんと3時間もかかってしまいました。
④ 蛇腹から車内に通す
ここからは、リアゲートから車内に配線を引き込みます。
リアゲートと車体の間には、配線を守るためのゴムの蛇腹があります。

蛇腹の中には、すでに車の配線も通っているので、ここでも配線ガイドを使いました。
蛇腹はゴム状で配線ガイドが引っかかりやすいので、配線ガイドにサッとシリコンスプレーを吹きかけるとスムーズに通りました。

蛇腹の中を最後まで通せたら、そのまま車内に引き込みます。
このときは、配線と配線ガイドを固定していたテープを外して、本来の使い方に戻します。配線ガイドの輪っかに配線を通して、車内に引き込みます。

ここはかなりスムーズに通りました。画像右のように、後ろのピラー(柱)の内張りの上部を外しておくと通しやすくなります。
内張りの上部に手をかけて、手前に引っ張ると簡単に外れます。
⑤ 天井の内張りとドアのゴムの間を通してフロントへ
車内に入れた配線は、天井の内張りのすき間に押し込みながら前へ進めます。
ドアのまわりは、ウェザーストリップ(ドアのまわりのゴム)を外して、天井の内張りのふちに沿わせます。

それ以外の部分は、内張りやピラーのすき間に押し込みながら、フロントガラスまで持っていきます。

配線を通し終わったら、外したゴムは元どおりにはめ直しておきましょう。
ピラーには、車種やグレードによってエアバッグが入っていることがあります。
配線がエアバッグの開く邪魔にならないよう、エアバッグの前を横切らないように通すのが安全です。
ここまでの仕上がり
リアカメラからフロントガラスの近くまで配線を通せました。
配線は内張りやゴムの中にきれいに隠れていて、外からは見えません。

車内を見ても、配線が見えている箇所は今のところありません。

最初からここまでで約3時間半かかりました。
車内に引き込んでからはスムーズに進んでいたのが、かかった時間からも伝わるかと思います。
この後の作業
後編では、次の作業を行います。
- ドラレコ本体をルームミラーに取り付ける
- 電源ケーブルとGPSアンテナの配線
- 動作確認・設定
後編を公開したら、この記事にもリンクを貼りますので、もうしばらくお待ちください。

