タイヤのローテーションってお店やディーラーでお願いすると結構高いですよね…。
そんなタイヤのローテーションも工具さえ揃えれば自分で行うことができます。
私も何度か自分で作業していますが、手順を一つひとつ確認しながらやれば難しくありません。
この記事では、タフト(LA900S / LA910S)のタイヤローテーションをDIYでやる手順を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
タイヤのローテーションは、人命に関わる事故に直結する可能性がありますので、手順をしっかり確認し、自己責任で行ってください。
タイヤのローテーションとは?
タイヤのローテーションとは、4本のタイヤの取り付け位置を入れ替える作業のことです。
タフトのような2WD(FF)車は、前のタイヤが「駆動」と「ハンドル操作」の両方を担っているため、リアタイヤよりもフロントタイヤの方が早く摩耗します。
そのままにしておくと前後で摩耗の差が大きくなり、前のタイヤの寿命だけが短くなってしまいます。
定期的にタイヤの位置を入れ替えることで摩耗を均一にし、タイヤを長持ちさせることができます。
ローテーションの目安時期
タイヤローテーションの一般的な目安は、5,000kmごとです。
オイル交換(目安:5,000kmごと)と同じタイミングでやると忘れにくくおすすめです。
用意するもの
フロアジャッキ
車載のパンタジャッキでも可能ですが、フロアジャッキの方が安全で効率も良く、作業もしやすいです。
ジャッキスタンド(ウマ)×4
車体を持ち上げたまま固定するために必須です。
トルクレンチ
ホイールナットの締め付けトルク管理に必須です。
今回使用しているのは東日製作所のもので、価格はやや高価な商品です。
トルクレンチ自体は他の商品で5,000円前後から購入できますので、作業時は必ず使用してください。
クロスレンチ
ナットの取り外し・仮締め用に必要です。
輪止め
ジャッキアップ時に車が動かないようにするために必要です。
今回は普段、駐車ブロックとして使っているものを代用しましたが、持ち運び性や場所を選ばない形の商品がおすすめです。
FF車(2WD)のローテーションパターン
タフト2WDはFF(前輪駆動)なので、以下のパターンでローテーションしました。

この順番でローテーションをすれば全てのタイヤがバランスよく摩耗していきます。
次からいよいよ作業手順を紹介していきます!
タイヤローテーションの手順
Step 1|平坦な場所に駐車し、輪止めをする

まずは水平な場所に駐車してエンジンを切り、パーキングブレーキをかけます。
この時、パーキングブレーキは後輪にかかります。そのため、ジャッキアップする際は前輪から上げるとより安全です。
後輪にはパーキングブレーキがかかっていますが、安全のため輪止めをしておくと安心です。
Step 2|ホイールナットを緩める(ジャッキアップ前)

タイヤが地面に接地している状態でナットを緩めます。
ジャッキアップ後に緩めようとするとタイヤが空転してしまうので、必ず上げる前に行います。
クロスレンチで反時計回りに回してナットをほんの少し緩めておくだけでOKです。
タフトのホイールナットのサイズは21mmです。
Step 3|ジャッキアップポイントを確認し、車体を持ち上げる


フロアジャッキをジャッキアップポイントに当ててジャッキアップします。
タイヤが地面から浮いた状態を確認してから次の作業に進みます。
タフトのジャッキポイントは、タフトの公式取扱説明書に記載がある通りです。
車体の下をのぞいて、場所を確認してから作業しましょう。
次のステップでジャッキスタンドをかけていきますが、パーキングブレーキは後輪にかかっているため、前輪から作業をすると安心です。
Step 5|タイヤを取り外す

ナットを完全に外し、タイヤを取り外します。
事前に緩めているので、比較的簡単に外せると思います。
この時、外したタイヤは一時的に車体下に入れておきましょう。
万が一ジャッキスタンドが外れて車体が落下した際に、その衝撃を最小限に抑えるためです。
Step 6|ローテーションパターンに従ってタイヤを取り付ける

前述のパターンに従ってタイヤを取り付け、ナットを手で仮締めします。
Step 7|ジャッキダウンしてナットを本締めする

仮締めできたらジャッキアップして、ジャッキスタンドを外します。今回は前輪から作業しました。
その後完全に降ろさずに地面にギリギリ接地するぐらいで止めて、クロスレンチで締めます。
(タイヤが回らないようにするため)
締め付けは、画像のように対角線の順番で均等に締めていきます。
最後に完全に車体を降ろしたらトルクレンチを使ってナットを本締めします。
タフトのホイールナットの締め付けトルクは103N・mです。必ずトルクレンチで管理しましょう。
締めすぎはボルトの破損に、緩すぎはタイヤの脱落につながります。
この作業を全4本のタイヤで行います。
ジャッキダウンする時に、完全に降ろし切らずにギリギリ地面に接地している状態で、クロスレンチでの締め付けをすると適切に取り付けできます。
完全に降ろした後だと、万が一タイヤが少し斜めになっていた場合にそのまま締め付けてしまう恐れがあるためです。
Step 8|空気圧を確認する
ローテーション後は必ず空気圧を確認します。タフトは240kPaです。
指定空気圧は運転席ドアの内側に貼られているシールで確認できます。
車種によっては前後で指定空気圧が異なる場合があるので、タイヤを入れ替えた後にそれぞれのポジションの指定値に合わせて調整しましょう。
まとめ
タフト(LA900S / LA910S)のタイヤローテーションのポイントをまとめます。
初めてのタイヤローテーションは少し不安に感じるかもしれませんが、手順を一つひとつ確認しながら進めれば問題なく作業できます。
工具の初期費用はかかりますが、一度揃えてしまえばタイヤのローテーションやタイヤ交換のたびに自分で管理でき、長期的には初期費用以上の節約になります。
タイヤを長持ちさせることにもつながるので、ぜひDIYにチャレンジしてみてください!
この記事がその参考になれば嬉しいです!
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