【ルーフ断熱 前編】ハイゼットカーゴS700V DIY|使用した材料と準備編

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ハイゼットカーゴのような軽バンは、荷室が広く積載性も抜群。

普段使いからアウトドア、車中泊までマルチに使える便利な一台です。

ただその一方で、鉄板むき出しのボディ構造のため、夏は車内がサウナ状態、冬は天井から冷気がじんわり降りてくるという弱点があります。

車中泊やキャンプを快適にする目的もありますが、実際のところは

「通勤中や買い物のときに暑すぎる・寒すぎる」

と感じる場面のほうが多いかもしれません。

特に真夏の炎天下では、駐車しているだけでルーフが高温になり、エアコンを入れてもなかなか冷えないなんてことも。😣

そんな状況を少しでも改善したくて、まずはルーフ(屋根)の断熱対策に着手しました。

今回は、私のハイゼットカーゴ(S700V)のルーフに断熱処理を施した際の手順を、実際に使用した材料と準備内容とともに紹介します。

実際の施工手順はこちらの記事をご覧ください。
▶︎【ルーフ断熱 後編】ハイゼットカーゴS700V DIY|実際の施工手順


ルーフ断熱処理の全体工程

今回の作業は、ルーフの化粧板(天井の内張り)を一度外して、鉄板に防振材と断熱シートを貼るという内容です。

作業の流れはシンプルですが、化粧板を外す工程があるので、少しだけ慎重に進める必要があります。

ざっくりとした手順は以下の通りです。


  1. ルーフの化粧板を取り外す  
  2. 鉄板部分に防振材を貼る  
  3. その上から断熱シートを貼る  
  4. 化粧板を元に戻す  

作業自体はそこまで難しくありませんが、ポイントを押さえておかないと仕上がりや効果に差が出ます。このあと紹介する施工手順では、注意点を交えながら解説していきます。

次の章では、実際に使用した材料と道具を紹介します。
実際に購入したものや、現在おすすめの代替品のリンクも掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。


使用した材料・道具紹介

ソケットレンチ(化粧板の金属ステー取り外し用)

ルーフの化粧板を外すとき、金属のステー(支え)を固定しているボルトがありますので、このボルトを外すのにソケットレンチが必要になります。

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T型レンチ(10mm)

ステーのナットを初めて外す場合は、ナットの締め付けが固く、ソケットレンチでは外せない場合もあります。その時はT型レンチを使用することをオススメします!(私は固くて外せなかったので、T型レンチを使用しました😅)

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防振シート(デッドニング/鉄板の共振・雨音対策)

防振シートは、鉄板に直接貼り付けて共振音や走行音を抑えるためのものです。貼るだけで「雨が屋根を叩く音」や「走行中のビビリ音」が軽減されます。(かなり効果を実感できます!)

全面に貼るのではなく、鉄板の1/3〜1/2程度をランダムに貼るだけでも効果があります。

私はAmazonで比較的安価な防振シートを購入しましたが、ルーフ以外にも施工する箇所が多かったため結局追加で購入しました。そのため、ルーフ以外にもやりたいと考えている方は最初から長いものを買うのが良いかもしれません。

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断熱シート(本日のメイン)

防振シートの上から貼り付けるのが断熱シートです。

これを貼ることで夏の熱気を反射し、冬の冷気も遮断してくれます。

重ね貼りするとズレにくく、車内の見た目もスッキリ仕上がります。

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パーツクリーナー(脱脂用)

防振材や断熱材を貼る前に、鉄板表面の油分やホコリをしっかり落とします。

これをサボると粘着が弱まり、時間が経って剥がれてしまう可能性があるので、パーツクリーナーで軽く拭くだけでも、密着性が大きく変わります。

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圧着ローラー(貼り付け仕上げ用)

防振シートや断熱材を貼ったあと、しっかり密着させるための道具です。

手で押さえるだけでは密着が不十分になりがちなので、ローラーで押し当てると効果的。

特にブチル系防振材は粘着が強いので、ローラーで転がして空気を抜くと仕上がりがきれいになります。

私は100円ショップで購入した壁紙用の圧着ローラーを使用しました。それでも十分ですが、細かいところに入らない箇所もあるので、こだわりたい方はリンクの商品を参考にしてください。ローラーが細いものの方が、ルーフ以外の箇所の施工をする際に狭いところにも入るのでおすすめです!

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まとめ|次回は実際の施工手順を紹介!

ここまでが、ハイゼットカーゴのルーフ断熱に使う道具と材料の準備編でした。

後編では、施工手順を実際の写真とともに詳しく紹介していきます。

次回記事:【ルーフ断熱 後編】ハイゼットカーゴS700V DIY 実際の施工手順

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▶︎【リアゲートデッドニング編】ハイゼットカーゴS700V DIY|リアゲートデッドニング施工手順紹介

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