ポータブル電源を選ぶとき、
容量(Wh)や定格出力(W)といった スペック表 を参考にする方が多いと思います。
ただ、正直なところ数値は分かったけど、
不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
Jackery 1000 Newの基本スペックや操作方法については、別記事で詳しく解説しています👇
▶︎Jackery 1000 Newを徹底解説|基本スペック・使い方・車中泊で何ができる?
そこで今回は、
Jackery 1000 Newを実際に使い、いろいろな家電をつないで検証してみました。
といった、スペック記事だけでは分からない部分を、
写真付きで正直にレビューしていきます。
「使ってみないと分からない」
そんなリアルな使用感を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
検証条件
今回の検証では、できるだけ実際の日常使用や車中泊に近い条件でテストを行いました。
検証時の条件は以下の通りです。
- 使用機種:Jackery 1000 New
- 検証開始時のバッテリー残量:100%
- 使用場所:自宅(屋内)
- 出力方法:ACコンセント / USB-C
- 表示されている消費電力・残量は、本体モニターの数値を基準にしています
※気温や使用する家電の状態によって、
消費電力や残量の減り方は多少前後します。
あくまで「目安」として参考にしてください。
今回は、
- ノートPC(MacBook Air)
- ドライヤー
- 電気ヒーター
を実際につなぎ、
- 何Wで安定するのか
- 何分使用して、どのくらい残量が減るのか
を確認していきます。
実際に使ってみた①|MacBook Airを充電してみる

最初に検証したのは、
MacBook Air(ノートPC)の充電です。
車中泊や外出先で作業をする場合、
ノートPCを安心して充電できるかどうかは、
ポータブル電源選びでかなり重要なポイントです。
今回は、Jackery 1000 Newに搭載されている
- USB-C(30Wポート)
- USB-C(100Wポート)
それぞれを使い、
実際にMacBook Airを接続して動作と消費電力を確認しました。
USB-C 30Wポートで充電した場合
MacBook AirをUSB-C 30Wポートに接続すると、
消費電力は約28W前後で安定しました。
ポータブル電源側は、28Wを出力し続ける場合、約43.4時間持つ表示がされています。
※この表示は、あくまで現在の消費電力から算出された目安時間です。実際にはPCの使用状況によって前後します。
消費電力・出力ともに安定しており、
- 作業をしながらの充電
- 寝ている間に充電して翌朝フル充電
といった使い方であれば、
まったく問題なく使用できる印象です。
一方で、
- バッテリー残量がかなり少ない状態
- 短時間で一気に充電したい
といった場面では、やや物足りなく感じる場面もありそうです。
USB-C 100Wポートで充電した場合

次に、USB-C 100Wポートで充電してみました。
こちらでは、消費電力が約37W前後で安定。
ポータブル電源側は、37Wを出力し続ける場合、約30.5時間持つ表示がされています。
※この表示は、あくまで現在の消費電力から算出された目安時間です。実際にはPCの使用状況によって前後します。
ただし、MacBook Airの場合は、
- 常に100Wを使うわけではない
- 本体が必要な分だけ電力を引き出す
という仕様のため、
100Wポート=常に100W消費する
というわけではありません。
それでも、
- バッテリー残量が少ない状態でも安定して充電できる
- 作業しながらでも充電が追いつく
という点で、100Wポートの安心感は大きいと感じました。
実際にMacBook Airを充電してみた結果
今回は実際に、
MacBook AirをUSB-C 30Wポートに接続して充電してみました。
MacBook Airのバッテリー残量が5%の状態から、約10時間接続したまま検証しています。


その結果、
- MacBook Air:5% → 100%
- ポータブル電源:98% → 90%
という結果になりました。
※今回は諸事情により、ポータブル電源は100%ではなく
98%の状態から検証を開始しています。


消費電力は約28W前後で安定しており、
一晩接続すれば、MacBook Airは問題なくフル充電。
また、充電が完了すると
MacBook Air側が必要以上の電力を引き出さなくなるため、
ポータブル電源側の出力も自然に抑えられます。
実際に使ってみて、
MacBook Air(ノートPC等)の充電用途としてはUSB-C 30Wポートで十分対応できる
という印象でした。
- 寝ている間の充電
- 軽作業をしながらの充電
といった使い方であれば、
30Wポートを使うことでバッテリー消費を抑えつつ運用できそうです。
実際に使ってみた②|ドライヤーを使ってみる

次に検証したのが、ドライヤーです。
ドライヤーはポータブル電源の中でも、
使えるかどうかで評価が大きく分かれる家電だと思います。
特に消費電力が高いため、ポータブル電源との相性が出やすい家電です。
今回は、実際に普段使っているドライヤーを
Jackery 1000 Newにつないで動かしてみました。
使用したドライヤー
今回検証に使用したのは、
KINUJO ヘアドライヤーです。
美容室でも使われることが多い高性能ドライヤーで、
大風量ながら消費電力が比較的抑えられている点が特徴です。
- 温風:3段階切替
- 風量:3段階切替
弱風(温風)で使用した場合

まずは、「風量レベル1(弱風)、温風レベルはレベル3(最大)」で使用しました。
この状態での消費電力は、
約347W前後で安定。
Jackery本体の表示では、
残り使用可能時間は「約3.0時間」 と表示されていました。
この消費電力であれば、
お風呂上がりに髪を乾かす
のは、まったく問題ありません。
最大風量(温風)で使用した場合

次に、「風量レベル3(強風)、温風レベルはレベル3(最大)」にして検証しました。
このときの消費電力は、
約679W前後で安定。
思っていたよりも控えめな消費電力だと感じました。
本体表示では、
残り使用可能時間は「約1.6時間」となっています。
風量レベル3になるとポータブル電源の出力は上がりますが、
- 出力が不安定になる
- エラーが出る
- 電源が落ちる
といったことはなく、終始安定して使用できました。
実際にドライヤーを使ってみた結果
今回は、「風量レベル3(強風)、温風レベル3(最大)」で実際に髪の毛を乾かしてみました。
かかった時間は約2分半。
使用後のバッテリー残量は、100% → 98% まで減少しました。
※髪の長さや量、乾かし方によって使用時間やバッテリー消費は前後します。


わずか2%の消費で、私の場合は髪の毛がしっかり乾くレベルだったので、
「ドライヤーは使えるのか?」という不安は、
実際に使ってみてかなり解消されました。
短時間で使う分には、
- 消費電力は高めでも
- バッテリーの減りはそこまで大きくない
という印象です。
この程度の家電であれば、
車中泊でも現実的に十分使えると感じました。
実際に使ってみた③|電気ヒーターを使ってみる

続いて検証したのが、電気ヒーターです。
車中泊や災害時を考えたとき、
- 冬場の寒さ対策
- エンジンを切った状態での暖房
として、電気ヒーターが使えるかどうかは
気になるポイントではないでしょうか。
今回は、自宅で使用している電気ヒーターを
Jackery 1000 NewのACコンセントにつないで検証しました。
使用した電気ヒーター
アイリスオーヤマ
人感センサー付きセラミックファンヒーター
出力切替あり
- 静音:600W
- 標準:1000W
- ターボ:1200W
※暖房器具は消費電力が大きいため、出力の安定性もあわせて確認しています。
今回は、最低出力の「静音」 と最大出力の「ターボ」 で検証します。
静音で使用した場合

まずは、静音(600W)で電気ヒーターを動かしてみました。
このときの消費電力は、約575W前後で安定。
Jackery本体の表示では、
残り使用可能時間は「約1.8時間」 と表示されていました。
出力は終始安定しており、問題なく使用できました。
強出力で使用した場合

次に、最大出力の「ターボ(1200W)」で検証しました。
この状態では、消費電力は 約1440W前後、
表示されている残り使用時間は、約0.9時間 となりました。
消費電力は大きくなりますが、こちらも出力は安定しており、
Jackery 1000 Newの定格出力内で問題なく動作しました。
ただし、
- 長時間つけっぱなし
- 広い部屋を温める
といった使い方には、
バッテリー消費には注意が必要です。
実際に電気ヒーターを使ってみた結果
今回は、「ターボ(1200W)」で実際に20分間動かしてみました。
使用後のバッテリー残量は、100% → 60% まで減少しました。
※消費電力が1140W前後で安定した頃には1%減少したため、画像は99%からになっています。


実際に電気ヒーターを動かしてみて感じたのは、
- トイレや脱衣所など狭い空間を温めるには十分使える
- 短時間・スポット使用が現実的
- 車中泊で使用するなら補助暖房としてなら○
という点です。
エンジンを切った状態でも暖が取れるという意味では、
防災用途としても安心感がありますが、最大の「ターボ」での使用とはいえ消費電力はかなり大きくなってしまうので、使用時間には注意が必要です。
※使用可能時間や消費電力は、ヒーターの種類・出力設定・周囲の気温によって前後します。
まとめ
今回、Jackery 1000 Newを使って、
- MacBook Airの充電
- ドライヤーの使用
- 電気ヒーターの使用
といった、車中泊や災害時等に想定されるシーンを実際に検証してみました。
今回の検証では、
- ノートPCの充電は30Wポートでも十分充電可能
- 100Wポートを使えば、作業しながらでも安心して充電できる
- ドライヤーやヒーターなどの家電も、問題なく使用できる
という結果になりました。
一方で、
- 高出力家電を長時間使い続ける用途
- 特に電気ヒーターなど一気に大きな電力を使う家電
については、使用時間や残量を意識した使用になりそうです。
とはいえ、車中泊・アウトドア・防災目的であれば、
Jackery 1000 Newは十分すぎる性能を持っていると感じています。
これからポータブル電源を検討している方にとって、
本記事の検証が参考になれば嬉しいです。
また、他に検証してほしい家電があればコメントで教えてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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